(アフィリエイト広告を利用しています)
新型コロナウイルスやウクライナ問題、円安による物価高騰などの影響を受け、世の男性陣のお小遣いにも影響が出てきているようだ。
旦那の収入アップの見込みも無く、支出ばかり増える中、家計をやりくりする奥様方の苦悩は計り知れない。
「削れるところは削りたい」というのが本音であろう。
今回はそんな窮地に立たされた男達を救うべく、私自ら彼らのネゴシエーターとなり、果ては実験台となり、身を挺して完成させたレポートを報告しようと思う。
交渉しやすい環境を作る
「お小遣いの値上げ」という成約に向けて、我々営業マンは何をするべきか?
何かを達成したいとなれば、必要なのは言うまでも無く目的からの逆算である。
今こそ営業で培ったその知恵と勇気を、「嫁」という大手クライアントで試す時である。
どうすれば顧客満足度を高めつつ成約に至るのか考えてみたい。
ハッキリ言って小手先の営業トークは通用しない。心の内は全て見透かされているものとした方が良い。その上で、自分の出来る事をやってみたいと思う。
交渉は一年後を見据えて行う
「え!?そんなに前から!?」と思う方もいるかもしれない。
しかし、値上げをする事は簡単に決められる事ではないのである。
思いつきの様に直前に交渉しようとすると
「そんな事だからあんたはダメなのよ。。。」
と一蹴されて終わりである。
しかし、悲しむのはまだ早い。
不思議な事に、人間は期間を設ける事で承諾しやすい傾向がある。
ただし、何度もしつこく交渉するのではなく、しっかりとした話し合いを一度だけ行うようにしたい。
一対一で行う
交渉時には子供や相手の親などがいない事が望ましい。
落ち着いて話が出来る事も大事だが、納得させる相手を増やさない事が肝心である。
サシで話し合いを行う事と、複数人を納得させる事は、交渉と演説ぐらい意味が変わってしまう。
客の訪問や、電話がかかってこないか等、相手の予定にも注意が必要である。
条件を提示する
「もし値上げをしてくれるなら、こんなメリットがあるよ」等、相手にとってのメリットを提示することも必要である。営業マンとしての提案力が試される瞬間である。
もちろん、提案時の相手の出方もあらかじめシミュレーションしなければならない。
「こういう場合にはこう言おう」等、トークリスト作成は必須である。
このトークリストの出来によって交渉が決まるといっても過言ではない為、手を抜かずに仕上げたい。
お小遣いの値上げと相手へのメリットが釣り合っているかどうか、相手の立場になってよく考える事である。
具体的な金額は相手に任せる
「いくら値上げしてほしいの?」
この台詞がもらえたなら8割成約したも同然である。
金額は相手の判断に委ねる。これまでの交渉で自分の価値を判断してくれるからである。
ただし、交渉して数分も経たないうちにこの台詞がでた場合は、いきなり勝負を仕掛けるのではなく、条件やメリットをしっかりと相手に伝える事が先決である。
交渉開始
俺「一年前に話したお小遣いの件なんだけど…」
嫁「そんな話したっけ?」
俺「はっはっは。お忘れのようだね。」
嫁「子供達のお小遣いの話?ぼちぼち上げてあげないと可哀想かなぁ?」
俺「可哀想なのは僕の方だよハニー。」
嫁「なんだか気味が悪いわ。」
俺「落ち着いて聞いてくれ。僕にはお金が無い。」
嫁「知ってるわよ。あんたは落ち着いていないでもっと焦ったら?じゃあね。子供達寝かせてきますから。」
俺「………俺も寝るか。」
コメント