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今現在、私自身多くの課題を抱えているわけであるが、最も特筆すべき最重要課題について語ろうと思う。
それは肉体改造に於いてもそうであるし、日々の食生活、ひいては私の今後の人生設計にまで関わってくる問題である。
歴史をひも解いてみても、古今東西これまで数多の人々がその課題に直面しながらも、とてもじゃないが克服や解決とは言えない単なるやり過ごしといった方法で、後世の人々に課題を先延ばしにしてきたのも事実である。
だが、だからといって私は決して彼らを恨んではいないし、同じ人間として同情の念すら抱くのである。
過去を変える事は出来ないのだから。
今、我々に出来る事といえば、『卵の殻を入れずに割る方法』を早急に解決することである。
料理の玄人だけでなく、多くの人間達が数々の実戦経験を持ちながら、未だに完遂されていないこの手法を完遂するべく、今こそ人類の英知を結集し、互いに励まし合い、切磋琢磨し、研鑽に研鑽を重ねてこの世に送り出す事こそ、儚く散って行った祖先に対する、せめてものはなむけになるのではないだろうか?
「こんなものがあるからっ…!!!」
あの日の涙を忘れてはいけないのである。
…どうやらいくつかの興味深いレポートが届いたようだ。
角より平面
報告によると卵を打ちつける場所は『角よりも平面』が良いそうだ。
卵を割る時にボールの淵やシンクの角などを使うと、ひびが細かくなってしまうのである。
細かくなったひびは、離れて欠片になった時に混入しやすくなる。
一方、まな板などの平面で割るとひびは大きくなる。
大きいひびは、欠片になっても混入しにくく、混入したとしても取りやすくなる。
逆さくす玉割り方式
割った卵をくす玉のように割るのではなく、割れた面を上に向けることで欠片の混入を防ぐ事が出来る。ちなみにこの方法は白身と黄身を分離させる時にも使える。
二段打ち回転方式
平面で一度打ちつけた後180度回転させ、逆サイドからとどめの一撃を加えて真っ二つに割る方法。一撃目と二撃目の力加減のバランスが重要なため、慣れるまで訓練が必要。
殻を取る方法
指を水に濡らして取る。これだけ。
まとめ
ウィキペディアにて卵料理のカテゴリーを調べると、70個もの卵料理が存在している。
※参照 Category:卵料理
ここからレシピの派生を考えるとその数は無限大である。
どれだけ多くの人々が、涙を呑んだことか。
だが、人類の足踏みも今日をもってして終わりである。
あらかじめ言っておくが、私は誰の指図も受けるつもりはない。
私はこのレポートを完成させた暁には、躊躇せず全世界に発信するつもりである。
私が世界を救うのである。
全世界の人々よ、震えて待て。
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